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もうひと手間、目地はしっかり押さえる!

ポーチのタイル貼と目地埋めです。幸いな事に良い天気が続きました。

今、タイル屋さんは目地を埋めてスポンジで拭取っているところです。普通、ここでタイル工事は、終わりという職人さんが多いのですが、こちらの宮本タイルさんは、左足の後ろにある目地鏝で、この後しっかり目地をおさえていきます。『押えることで、タイルもくっきり見えるし、目地も詰まって強くなる』と必ずひと手間かけていきます。 

こんな仕事が有る事を知らない若い設計者や現場監督さん、もっと現場の職人さんに聞きましょうよ!


家を建てられる方、最近は、建てるんじゃなく、買う感覚かな?家は、車や家電製品等、どこで買っても同じ品質の物とは違います。現場で人が手を掛けて造っていくものです。単価が安ければ、手間をかけられない仕事になります。そうした手間を省いていけば、確かに安く出来上がるでしょう。間取りや、外観、キッチンなどの設備が同じでもこうした手間を省いた家は、5年・10年と年がたつにつれてはっきり違いが出てきます。

 

安物買いの銭失いという・・・車や、家電製品と同じように10年ぐらいで使い捨てでいいのですか?