7月9日白山神社の清掃に引き続いて、今日は社会奉仕作業の日です。
区として年4回有る奉仕作業はこれで終わりです。他所に比べるとちょっと多いかな~ かなり合理化されてきていますが、ただ、この村特ゆうの物が有るので・・・
今日の作業は、共同墓地の清掃です。
大正時代に数カ所に分かれていた墓地を今の場所に集めて造ったもので、当時は250区画位の数がありました。
中には、かなり古く1500年代のお墓が有るそうです。
現在は1割ぐらいが、無縁墓地になっていまして、それらの場所や主要な道路を私達の組を含めて3組(30人位)で清掃しました。
朝7時前から始まった作業は、途中からの雨にもかかわらず昼11時位には完了しました。
残念ながら、写真は載せられませんが(場所柄無い物がうっつてしまうと・・)
うっそうと茂る杉林の中、苔むしたお墓の群集のこの場所は、白山神社とはまた違った・・・作業終了後に見るから、いっそうそう感じるのかもしれません。
改めて見ると、お墓の数や大きさ敷地の広さがまちまちで、それぞれの位置等から、造成当時、この村での地位や経済状態などが想像できます。(上の方にいくほど、主要道路に近いほど、広いほど・・・)
時の流れは、色々の物を変えていきます。
上の広いいい場所なのに空地になっていたり、ここ2,3年は掃除に来られてないような・・そんな場所が、所々見られるようになってきました。
また、一時は、200件を超える戸数が有ったそうですが、現在は100数件程に減少し、老人だけの世帯も増えてきています。
この家は、大阪に出て行ったとか、こっちは金沢、東京等々・・都市部に人が出て行って帰ってこない・・都市に集中・・・山村の少子高齢化・・・限界集落等々、この村だけでなく、色々な問題点と将来に対しての不安が、作業を通して感じられます。
ただ、村自体の考え方も徐々にですが変わってきています。
現在空いたところに入ってこられる方を募集しているそうです。
ほんのちょっと前には、考えられなかったことです。