子供のころよく親に「敷居は踏んだらあかん」と言われました。なぜ?とは思わなかったので聞きませんでしたが、そういう物かと自然と敷居を踏まない癖がついています。ですから私は現場などでも敷居は踏みません(ちょっと年寄りみたいですが)。
しかし最近の若い?方々、職人さんでも敷居しっかり踏んでいます。注意して見ているわけではないのですが、見えてしまいます。もうそれは当たり前なのかもしれませんが・・・。それで困ることがあります。それは玄関等の出入りをするところに枠が付いた時、当然タイルなど仕上がりに合わせて浮かして取付けています。それで敷居を踏むと歪んでしまいます。そこで私は枠材が付いたらなるべく早く敷居の下にモルタルを詰めてもらいます。ちょっとした現場での段取り(気配り)ですが大事な事です。
家を建てる時、その会社の本当の姿を見る一つのチェックポイントです!
営業さんはいい人だ!(仕事ですから)、モデルハウスも素晴らしい(当り前・ワンダーランドですから)、でもその会社の工事中の建物は?そういったところがちゃ~んと出来ていますか?しっかり現実を見ましょ!