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床材 無垢の塗装は?

床用 未晒し蜜ロウワックス

のっけから答えを言っているような感じですが、この写真は我が家を建ててからず~っと使い続けている「未晒し蜜ロウワックス」です。1年に1回、5月頃に家族でワックスがけをしています(最近私は参加していませんが)。コツがケチケチ薄く塗るという事なので、これで4缶目です。

無垢の木をなるべくそのままの感じで使っていきたいと、自然塗料や植物オイルの物などいろいろカタログやサンプルを取り寄せていました。ある雑誌でこの商品を見てカタログをもらうつもりで電話したのですが、なぜか?直感が働いて?品物を頼んでいました。石橋をたたいて(優柔不断?)・・・の私には、今でも不思議な行動ですが、商品が届いてからその商品の事、作られた経緯を知りました。全てに共感できる事で、また、香りを含めてとても満足できる品物でした。


無垢の床を使う場合、何も塗らない無塗装という選択肢もありますが、あまりにも無防備な状態になるのでおすすめしていません。生活するうえで、最低限の保護をするため、塗装して使用してもらう事をおすすめしています。

 

定番は、ウレタン塗装のようなコーティング系の塗装で、水や汚れに強く、傷が付きにくく、ツヤがある仕上がりになります。

それとは対照的な浸透性の塗装があります。自然系のオイル塗装が多く、汚れやすいですが無垢材本来の自然な風合いで、マットな仕上がりになります。

また、汚れ防止等を目的にした塗膜のないワックス塗装という物もあります。

 

同じ種類の木でも塗装によって仕上がりも機能も違います。なるべく実物を見て選択してください。できれば香りも含めて。