薪ストーブのメンテナンス 煙突

去年も6月中(できれば梅雨の前)にと書いていましたが、今年も7月、それも終わりになってしまいました。気温が30°を超えているので屋根の温度は・・・無茶苦茶暑い!。また、今週末には作業奉仕等々、もう今日を逃すと8月になってしまう、と、朝一番の用事をすませて薪ストーブのメンテナンスをしました。

メインは何といっても煙突掃除です。煙突掃除を怠ると、当然ストーブの燃え方が悪くなります。特に着火が上手くできません。そして怖いのは煙突火災です。1年に1回、必ず煙突掃除は必要です。

我家の煙突は、横引が途中にある形状で、全て直径200㍉・ステンレスのシングル管です。値段は安かったのですが、外壁貫通部分を中心に非常にススやタールが溜まります(当然の事ですが結露しますから)。外部と貫通部分を2重管にすればもっとスス等が溜まらず掃除が楽だったと思います(安いなら安いなりに・・・)。ま~この辺は最初からわかっていた事なので、掃除をどのようにするのか想定をし、横引の端部分は作業がしやすいように下屋や、カウンターで作業床が確保できるようにしてあります。

道具は、煙突に合わせたブラシ(ワイヤータイプ)、ロッド(つなげていくタイプの棒)それに、ロッドをつなげるネジ部分に使う潤滑スプレー、その他もろもろの道具、スス等を入れる袋。

まずは内部から。横引の端の蓋を外して横引き部分に溜まったススやタールをロッドをつないだブラシを入、前後させて外や内の竪管の中に落とします。次に内部の竪管の中にブラシを入、上下させて下にスス等を落とします。

次に外部の煙突です。下からも掃除はできますが、やはり作業しやすい上からします。

屋根が暑い!。2階の窓から本屋に上れるようにしてあるので本屋に。この時、雨樋の掃除も一緒に。周りに欅の木があるので葉や、小枝がマスに溜まっているのをかきだします。さて、本題の煙突掃除ですが、最上部のトップを外してブラシを入、ロッドを上下させて徐々に下していきます。その後に外部の竪管の最下部を外して溜まったスス等を取り出し袋に入れます。屋根にこぼれたすす等の掃除をし、排水パイプ(これは我家のようなシングル管のための物で2重管では必要ありません)に水を流して完了です。いや~暑かった!。来年こそ・・・。

横引がある煙突は掃除や着火の時、確かに手間がかかりますが、これはこれでいい面も・・・。

掃除や着火をもっと簡単にするには、煙突を真っすぐ上げれば済む事です。掃除をする時の事を考えて煙突の組み方をちょっと工夫すれば屋根の上に上らなくても下からできます。下からってどうするの?、ちゃんと方法があります。その辺の事はまたの機会に。ただし、屋根を貫通するわけですから・・・。

ストーブのメンテナンスは次回にでも。