薪ストーブのメンテナンス 我家のF600

昨日の続きです。煙突の掃除が終わったので次はストーブです。

6月中に、できれば梅雨の前にというのは、煙突の場合は、ススやタールが外気温の上昇で溶けてよりくっついて取れにくくなる事、ストーブの場合は、内部に灰を残しておくとその灰が湿気を蓄えてストーブの内部を錆びさせるという事等をさけるためです。

我家のストーブはヨツールF-600・ブルーブラックエナメルです。ストーブ自体の構造はシンプルで掃除も簡単にすみます。

まず回りに新聞紙を敷きススや灰等の飛散や汚れ防止に養生をします。次にトッププレートを外して裏返しにし、裏に付いたスス等をきれいに取ります。この時、ガスケットが変形していないか、硬くなっていないか確認します。各扉にもこのガスケットが付いていますので、それぞれ確認します。状態が悪いと取替える必要があります。

トッププレートを外したストーブの上部はご覧の通、煙突掃除で落ちてきたスス等でいっぱいです。これらをきれいに掃き取ってプレートを元の位置にずれないように戻します。

次に扉のガラスの掃除です。最初の頃はこのメンテナンスの時に完全にスス・タール等を取ってやろうとティッシュにガラスクリーナーを吹付、ガラスに貼り付けしばらく時間をおき、綺麗に拭取っていましたが・・・、最近は、濡れタオルで拭きそれで取れない物はそのタオルに灰を付けそれで取れるだけでよしとしています。

それから中の灰を掃き取、最後は掃除機で綺麗に吸取ります。下の灰取部分も同じように掃除します。

いつもはこれで終わりなのですが先のシーズンで、燃焼調整レバーの動きが重かったので中のインスペクションカバーを外し、エアーバルブの回りを特に綺麗に掃除機で吸取ります。スムーズに動くか動作確認をします。それでも動きが悪い時にはエンジン等に使う焼き付け防止剤をエアーバルブのガイド周りに吹付けます(これはちょっとアウトサイド的なやり方ですが)。戻す時、ボルトを締めすぎないように注意して戻します。

今回はしていませんが、扉を閉める時の内部のロック部分がタール等のこびりつきが多い場合、ヤニ取材を吹付、溶かして取ります。

以上、そんなに難しくないでしょ。13シーズン使いましたが取替えた部品は灰取用扉のハンドルぐらいです。これはロック部分がタールで動きが悪かったのを無理に・・・、それでハンドルを取替える事に。特に問題がないのは、構造がシンプルなのと薪を1年以上寝かすからかな~と。

少し遅くなりましたが今年も問題なくメンテナンス完了です。

 

さ~、今年も薪ストーブライフ、楽しむぞ!。