写真を載せようかどうしようか迷いましたが、やはり場所柄、見えない物が映っていると・・・。何やらこのフレーズ去年も同じ様な事を書きました。そうです、その場所というのが共同墓地です。
昨日は、区として年4回ある奉仕作業の最後の作業があり、うちの組は去年と同じく共同墓地の清掃に行きました。
平泉寺といえば、白山神社が知られていますが、この共同墓地は市の指定文化財にもなっていて、うっそうと茂る杉林の山の中、苔むしたお墓の群集が点在(密集していない)しています。この場所は神社とはまた違った雰囲気がありなかなかのものです。
大正時代、当時の村の長が山を提供、点在していた村の墓をこの山に集めて造ったそうで、墓地最上部には「元正天皇の御歯髪塚」が祀られ、当時は250区画ほどあったそうです。中にはかなり古い・・・世の中には墓石を集める変なマニアがいるそうなのでこの話はこの辺で。
去年の記事にも書きましたが、現在この墓地に入ってこられる方を募集しています。去年はまだ詳細が・・・、で、今年春に募集の案内が出されました。明確に募集を始めました。少しずつですが、住人の意識も活動も変わりつつあります。変わらなければそんなに遠くない将来、この村は、これまでと同じような運営が(運営どころか存続が)できなくなる事が認識できるようになってきました。いま、どの地域でもそうだと思いますが、少子高齢化が大きな問題です。「従来通りではだめだ」という事で変わり始めています。