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リフォーム 解体で・・・

土壁の解体

リフォーム工事で解体をしていると、「アラ~!」という事がたびたび出てきます。

この写真のように梁が古材だったりする事があります。

丸太の掘り込み跡が梁の下側に残っています。柱にも・・・。

 

昭和20年代で福井震災後の建物は、地震で倒壊した建物の材料を使っているケースがほとんどです。

当時は大工等、職人さんの手間よりも材料が髙かったのか、それとも入手困難だったのか・・・それにしてもこのような材料を上手く使っています。

 感心している場合ではないのですが。

この他に心配なのは白蟻にどれだけ・・・。


本来なら事前に天井裏や床下をしっかり確認して計画を進めないといけないのですが、点検口がなく壊してまで・・・という事で、それがなかなかできない。それである程度のリスクをみて見切り発車的に始める場合があります。

今回の物件もそのような事で始まりました。

 

築年数がかなりの物なので、当初建て替えをお勧めしましたが、数年前に別棟を建てられていて、水廻り等は全てそちらで、それで遊んでいる既存の水廻り・台所と茶の間をリビングに部分改修です。

当然見てくれだけの改修でなく、予算の範囲内ですが構造補強と断熱・気密を含めた工事です。

さ~何が出てくるか、ビクビクの解体工事です。