「若狭路と原子力発電所を巡るバスツアー」に先週末行って来ました。
結構な頻度で行われているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、そうです、関西電力さんが広報活動の一環として行われているツアーです。
今回のコースは、美浜発電所~昼食~レインボーライン~福井県年縞博物館~日本海さかな街というコースで、内容から考えて非常にリーズナブルですが、いろいろな意味で超お得なツアーでした。
まずは美浜原子力PRセンターで関西電力の取り組みの説明、特に原子力発電の必要性や、廃棄物について、さらに+20年に向けての活動等々、画像を使って非常にわかりやすいプレゼでした。
そしていよいよバスに乗って、橋を渡り発電所構内に。当然ですが建物内部には入れませんが、近くまでバスで移動、VRで内部を体験?。さらに防潮堤の工事現場の近くで下車、排水溝の近くまで徒歩で。そこから見える3号機建屋の改修工事の大きい事!。福島の事故の後、設置された非常用電源設備等々、「お~」とか「なるほど」等々、TV等で見ているより実際の物を見た方がはるかにいいと実感しました。(写真撮影は当然できません)
美浜原子力発電所についての感想は後日に。
ただツアー参加者の中には用意された資料をそのままに残されていく人がいた事には?、エチケットとしてやはり持って帰るべきではないでしょうか?。そんな事を思っていたのは私だけではなかったようで・・・。
千鳥苑で昼食をとり三方五湖・レインボーラインに。
雨はやんでいましたが日差しがなく結構肌寒い中、山頂に。幸い見晴らしは良く三方五湖や日本海、そして雲間から漏れる日差し等、すばらしい景色を堪能できました。
また、こちらの出身で有名な方と言えば「五木ひろし」さん。その五木さんの歌碑が有り、ボタンを押すと「ふるさと」が流れる仕組みに。私を含め、たくさんの方がボタンを押して楽しんでいました。バスガイドさんの話によるとこの辺りでは、時刻を知らせるのはもっぱら五木さんの歌だそうです。やはり五木さん、すごい。
次に、先日、皇室御一行も訪問されたという「福井県年縞博物館」に。
この9月にオープンしたばかりの新しい博物館です。団体という事?、学芸員の福田さん?に案内をしていただきました。非常に親切で、わかりやすい説明でした。今回のような説明を聞かなければ・・・「綺麗な新しい博物館やね!」で終わっていたかも。
こちらも建物を含めて後日感想を。
最後に日本海さかな街に。
私、20数年前に敦賀や美浜に建築現場があり、よくこちらで昼食をいただきました。当時と雰囲気も変わらず楽しい場所です。
いろいろ見て回り、売り子のおばちゃんとの会話も楽しく、中には、「私、ケンミンショーに出たんよ!」と、「はずかしいから隠してあるの」と、その時の写真パネルを。思わずその店で海産物等を・・・、TVの力は大きい。
いろいろ楽しい若狭路の観光と、日頃何も考えずに使っている電気の事、原発を含めて考えるいいツアーでした。
このツアーを企画・運営されている関西電力さん、ありがとうございました。「みなさんも機会があれば是非!」。