雪囲い 男結びできるか?

雪囲いの骨組み完了
これが問題の男結び

朝のニュースで金沢の兼六園の雪吊りが始まったと報道されていました。11月に入ったので冬支度の始まりですね。

 

我家も冬に備えて雪囲いを始めました。

丸太に竹を荒縄で縛り付けて骨組みを作る昔ながらのやり方です。

毎年の事なので、丸太や竹にそれぞれの場所を書き込んであり、それらを所定の位置に配置してあとは縛るだけ。

ただ、その縛るのが問題。何が問題かというとその縛り方、「男結び」がきちんとできるか?という事です。

見ている分には簡単そうに縛っていますが、いざやってみるとけっこう難しい。縄の回し方、緩まないような締め方等々。

父に代わり、初めての年は隣のおんちゃんや近所の長老達が入れ替わり立ち代わり指導に(長老さんには特に頼んではいないのですが)・・・で、皆さんそれぞれ微妙に違い??。ま~やっていくうちにだんだんと慣れてきて終わるころにはそれなりに縛れるようになっていました。終わるころになると長老がどこからか現れチェックが。「ここは緩いざ」とか「同じ方向に縄を回したらアカン!」とかいっぱいダメ出しを(これも頼んだわけではないのですが)していただきました。

そして年を重ねるごとにダメ出しが減っていきました。ここ2~3年ぐらい?は、「うもなった、ほやけども~ちょっとはよせな」と。

そんな長老も・・・、も~あのダメ出しが聞けないのは少し寂しいですが、今頃、空の上からたばこをプカプカさせながら「うもなった」と言ってくれているような。

1日がかりで骨組みが組上がりました。あとは竹のすを留めるだけです。今度の日曜日には完了させるぞ~。