少し間が空きましたが、前回の続きです。
13日は「電気料金がますます値上がりします」という事を。
16日は健康に過ごすためには、冬は家全体を暖かく、夏は 涼しくしないと・・・。
電気料金が高くなるのに健康でいるには電気等のエネルギーをたくさん使う・・・。
ここまでの話でもう答えは出ていますよね。
そうです、エネルギーが少なくてもすむ省エネ対策の取れた住宅を建てればいいのです。
その対策のために、今、国が進めている事があります。
それは、2020年に「省エネ基準が義務化」される事です。
省エネ基準?、義務?、何の事とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、現在日本では断熱等の省エネに関しての義務はありません。
構造のように決められたレベルまでの強度がないと建てられないというような法律は、省エネに関してはありません(一般的な住宅の場合)。
現在、全く断熱等、省エネ対策のない家でも建てられます。しかし、温暖化対策等の流れでやっと義務化されようとしています。
ちなみに欧米諸国等では、かなり前から義務化されています。
そんな事で、近年、国は義務化に向けて建築業者に技術講習を行っています。
断熱の設計や基準値を超えるための計算の仕方、また施工の方法等々。
私も先日行われた講習を受講してきました。計算の仕方が少しずつ変わってきているので、ここ3年続けて受講していますが・・・。
ただしこの省エネ基準はいろいろ問題があります。この辺の事をしっかり理解していただきたいので、3回で終わらせるつもりでしたがちょっと長くなるので次回に。