稲刈りからお米になるまで、その2

籾摺り作業、今年購入したリフト

乾燥が終わり次の作業は、籾摺りです。籾の殻を取り除きお米にします。

今はだいぶ機械化されていて、当然殻を取り除くのは籾摺り機ですが、その籾摺り機に籾を入れる作業も機械でできますし、殻をとったお米の選別・計量も機械です。唯一運搬の軽トラックに積み込む作業は人力です。

この積み込み作業を少しでも軽減させようと今年リフトを導入しました。30㌔の米袋の積み込みで一番大変なことは、持ち上げる動作です。1袋や2袋ぐらいならいいのですが、我が家では200袋ぐらいありますからも~大変。

私が中学の頃はまだ布の袋でなんと60㌔(一俵)ありました。その当時、私も一気に肩まで持ち上げて・・・遠い過去の記憶です。今ではこの30㌔の紙の袋でも腰に・・・。

今年はこの機械のおかげで・・・、もっと早く買えばよかった。

なぜこのような手間をかけて自前でしているのか?。刈り取った籾をJAさんのカントリーに持って行けば乾燥や籾摺りの手間や機械はいらないのに。

それは、父がよく言っていたのは「あんな米」と一緒にされたくない、手間のかけ方が違う。それにつぶれたような・・・等々、今はいくぶん変わってきましたが。

さらにJAさんの買取価格があまりにも・・・(お米の買取価格も決して高いとは言えませんが籾の状態だとなおさら・・・)。

それに自分達の食べるお米をJAさんから入れるのですが決しておいしいとは言えないものが(組合員には特別なものが帰ってきているのか?)。この件に関して本当にあったご近所の話を付け加えます。

娘さんが結婚されて行きました。嫁ぎ先は農家ではなかったので自分たちが食べているJAさんから入れている新米を届けたそうです。そしたら嫁ぎ先からもう来年からいらないと言われたそうです。

そちらは知り合いの農家からお米を買っていたそうで、味が・・・。

普段食べなれているお米が?、あまりにも信じられないのでJAさん以外のお米を食べてみることに。それでうちのお米を食べてビックリ!。まだ、乾燥機等の機械を残していたので翌年から自分たちや身内の食べる分は自分でするように戻しました。