リフォーム工事の見積もりのお話です。
築20年ぐらいの物件ではだいたい平面図や立面図等の図面が残っていますが、それ以前の物件になると残っていない場合が多いです。
図面があれば数量(例えば外壁等のリフォームする場合、外壁の面積)を拾えますが、なければ現場を調査し、図面作成から始まります。この作業がなかなか手間のかかるものです。ただし、図面があっても途中変更された事は直されていない場合が多いので現場確認は必要ですが、元になるものがあるのとないのでは全然違います。
時間がない等、図面を作成できない場合は、現地での測量と写真等から数量を積算することになり、どうしても多めの数量になってしまします(私の場合)。数量が多いということは見積もりの金額が・・・。
10年とは言いませんが、20年、30年先のために図面といろいろな機具の説明書等を一塊にして残しておきましょう。それが将来かかるお金を抑える方法です。ちなみに残してほしい図面は、下地がわかる仕上げ表・平面図・立面図・電気給排水図・構造図(基礎伏せ図、梁伏せ図等)があれば・・・。