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新築や土地を購入する前に

わが村のハザードマップを見て

ハザードマップをご覧になられたことはありますか?。

ネットで簡単に今住まわれている所等の災害予測を見ることができます。

 

仕事柄いろいろな所を見てきましたが、あらためて我家のある部落を見てみると、水害のおそれはなさそうですが、土砂災害特別警戒区域、特別!に指定されている場所がある。たしかに急傾斜の場所が・・・。さらに指定避難所は、昔暴れ川だった女神川の橋向の・・・、非常時にそんな所まで・・・、と気付かされることが多々あります。


私はプランを作成する前に必ず現地調査をします。

敷地の境界や高低差、上下水道・・・・等々を現地にて確認しますが、事前にネット等で下調べをしています。

交通情報や周辺の建物、敷地の方位や上下水道の引込の有無等、そしてハザードマップで災害のおそれの有無等などをチェックし現地調査に臨みます。

こうすることによって、例えば近所の敷地(昔からあるような)で地盛りがしてあれば昔ここは水が付いた場所で・・・、等々いろいろな事に気が付きます。そのような事を念頭において計画すればおのずとプランは違ってきます。しかし、建築でできることは限られています。

現在、自然災害が多発しています。もう今までの常識では通用しません。多くの方は時間の経過とともに忘れられていきます。これって危険な事です。

もし新たに家を建てられるのであれば、もし新規で土地を購入されるのであれば選考基準の中にこのハザードマップの情報も入れてください。だれもが簡単に入手できる情報ですから。