· 

ウッドロングエコを塗ってみました

外部の木部塗装剤といえば、キシラデコールやステンプルーフを使用しています。言わずと知れた木材保護塗料で、防腐・防カビ・防虫効果が期待でき、また外観に合わせた色も選べるという物です。

今回それらとは違い、以前からず~と気になっていた木材保護保持剤ウドロングエコを使ってみることに。

このウッドロングエコは、化学薬剤のように腐朽菌を死滅させたり色を選べたりはできませんが、鉱物・植物・酸化鉄・ハーブなどの天然成分を使用、土壌や水質を汚染しない、体にも環境にも優しい塗料だそうです。

ポリバケツに刷毛等の作業道具
水に溶かすが粒子が残る

用意した物、ポリバケツに計量と作業を兼ねたカップ、厚手の幅広刷毛と木口等を塗る普通の刷毛、それに20gのウッドロングエコ(何やら黒色等の粒子の入った緑の粉末、思ったより量少なめ)。それと液がこぼれてもいいようにブルーシート。

3.8リットルの水に溶かし・・・、粒子が溶けないが、塗り方の動画を見る限りこれでOKとの事(ほんまかいな?)。若干酸のにおいはしますがそれほどではありません。

さ~作業開始。

黒交じりの源平杉・グリーン材
塗料を塗った状態、ちょっと量多め

腐朽菌の活着を抑えるため、本来ならば人工乾燥させた材でないと効果は期待できないそうですが・・・、今回はご覧の通りの黒交じりの源平(赤白)杉・グリーン材(人工乾燥はされていません)。

ただ水を塗っているような感じで、塗り残しや節周等で溶液がはじいていてもわかりづらいためちょっと多めの量で塗って、おっかけで刷毛で均すような感じで押えました。いつもの色が付く塗料とは違い確認が面倒ですが、服などは汚れにくい?。

一回目を塗り終わって乾燥させている
徐々に変色、赤た部分の色が特に変わった

しばらく置いておくと、赤身の部分は緑がかったグレーに。白実の部分も若干だがグレーに変色?。

写真は一回目の塗装が終わって乾燥している状態です。

いつのも塗料は油性のためか乾燥に時間がかかりますが、この塗料は乾燥が早く、あまり時間をかけなくても二回目の塗装ができました。

おかげさまで天気にも恵まれ一日で作業完了しました。さて、どんな色に変わっていくか楽しみです。