

見たくはなかった地盤調査の報告書です。私は建物を計画する段階で情報収取をしているのでだいたい予想はしています。また、調査に立ち会っているので、「やはり・・・、奇跡は起こらなかったか!」と。
評価を見て「ガ~ン」となり、地盤補強に対する適用方法で改良方法を、さらに考察を読みながら各ポイントの試験結果の表を見比べて・・・。また、費用が・・・。
調査に基づいて出された地耐力の数値は、換算qa値で表せられていますが、その数値を見なくても、試験体がス~と下がっていったことを表す「自沈」の層があると、その部分が完全にアウトです。軟弱な層で建物を支えるには?という事を表しています。
福井市をはじめとする坂井平野では、多くが「地盤改良必要」と評価が出てきます。
それでどんな改良が必要か、それはどの深さが軟弱なのか、また土質は?等から導きだされてきます。イコール費用にも連動しています。
地盤については、ある程度予測が出来ますので最初から費用を予定しておく必要があります。