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「当たり前の向こう側」の仕事をしていますか?

将来を考えて分電盤には空きが、でも配線をどうしよう?

和田裕美さんの手帳に「当たり前の向こう側」の仕事をいていますか?と、先週のWEEKの言葉です。

その言葉に対して、タイムリーなお話を。

 

築15年、いろいろな事を想定・施工した我が家ですが・・・。

電気を一回路増設することになりました。分電盤にはまだ空きがありますが、分電盤から送り出す配線をどうするか?、天井に穴をあける事に。それで、天井点検口を取付しました。

 

この後、2階に線を上げてしまえば、壁の腰板は外せるようになっているので配線は簡単にできます。この作業は想定内。

 


2階の壁の腰板を外して配線をする。これは想定内

通常、分電盤は2~3回路余裕の物を付けています。その分電盤の位置は、将来の事(今回のような)を考えて、ユニットバスの天井点検口からなるべく近くに設置するようにしていましたが、我が家はちょっと・・・。

 

天井点検口は後でも付けることは可能ですが、なるべく分電盤とセットで設置をする必要がありますが、それがなかなかできていません。

 

回路の数は余裕を持たせることは当たり前ですが、そこから先の点検口をセットにする事は、私を含め多くの設計者は考えていないでしょう。特に新築物件だけをされている設計者では、このような事に気づかないと思います。

 

 「当たり前の向こう側」の仕事をいていますか?、私はまだまだです。でも一つ前進しました。