家の周りの植栽は、夏は日射を遮り、秋に葉が落ち冬に日射を取り込める落葉樹が良いと言われています。
それで言うと我が家は数本の大きな欅の木に囲まれているので、非常に良い環境であると言えます。ただし、落葉対策はしっかり採っておかないと・・・。
写真は欅の葉で埋まった軒樋です。1週前にきれいに取り除きましたがすぐこのようになります。
11月の中~末にかけて白い雪ならぬ茶色い吹雪(落葉)が吹き荒れ、12月の初めぐらいにほぼ葉が落ち、枝だけの木になります。
さて、この落ち葉をどうするか?。
枯れ葉よけネットも検討しましたが、濡れてくっついた欅の葉はなかなか取れません。俗に言うぬれ落ち葉ってやつですから(ちょっと意味が違うか)。
落ち葉が一番問題になるのは、竪樋に入って詰まる事です。
これは一つの方法ですが、軒樋は掃除がしやすい従来の受け金で(現在、住宅では見た目の良い内吊り金具が主流ですが)、落とし口のじょうごにネットを入れ落ち葉が竪樋に入りにくくしました。
ただし、この方法は、屋根に上って掃除ができることが前提です。
また、全ての物件で竪樋の一番下と、排水パイプのジョイントは、接着剤を使わず、差し込むだけにして外せるようにしています。詰まった時等に、掃除ができるようにしています。
真面目な設備屋さん、指示をしていないとすぐにくっつけてしましまいますから。
現場をよく見て、その環境に配慮した設計・施工って大事です!。まずは、気づきがないとだめですが。