小さな物置小屋を建て、先週土木事務所の完了検査を受け工事完了と思いきや、市の税務課から現地調査のお願いが。
建築士の仕事と言えば、完了検査を受けて検査済証をもらい、工事関連の書類をまとめて終わりですが、建物を建てれば当然税金が・・・。税金の事はプロではありませんので、詳しいことは?、ただ、間違いなく一回だけかかる不動産取得税と毎年かかる固定資産税がきます。それでもれなく私の所にも。
立会の日時の連絡をすると、立会時間が30分~1時間との事?、「なぜそんなに時間が必要なの?」、「図面をお借りしてコピーを取りたいので・・・」、その間、待ち時間になるので図面は私の方で用意して・・・、立会は10分程で終了。
もし、図面がなかったら二人の職員の方が近くの公民館やコンビニまでコピーしに・・・、毎回こんなことをやっているの?、これって無駄じゃない?。
建築工事にかかる前、確認申請等を提出する時に、今回のような図面を一緒に提出するようにすれば・・・、「時間も手間も省けるのに」と。単独で動いているからこうなるんでしょうが、このような事がまだ他にもありました。
今回の物置小屋を建てるに当たり、市役所には都市計画や道路等の調査と埋蔵物、農地関連等の書類を提出しました。それぞれの課に問合せをしていくと、個々の対応はすこぶる良いんです。必要書類を用意してくれて、書き方まで説明を、道路等は台帳と現場の食い違いがあるのでいきなの問い合わせに、打合せの後すぐに現場立会・確認を、「そこまでしてくれるの!」とありがたい対応でした。
ただ残念なのは、横のつながり・連携がない!。
「この地域で建物を建てるなら○○課は行かれましたか?」等の話は一回もなかった。それで、私は自分で調べて・・・仕事ですから当然のことですが、残念ながら、景観関連がもれていてあわてて書類提出することに。「教えてくれよ!」。
同じ嶺北の○○市等はそれぞれの課で必ず○○課は?、○○課は?とスタンプラリーみたいに、それでほぼ1回で終わります。横の壁?はないに等しい。
個々の対応が良すぎるぐらいいいので、連携が出来ていいれば、まさに「神対応?」だったのに、残念!。