これは、昨年秋に完成・入居されたお宅の床下の写真です。
約3か月経過したので年末、床下をメインに点検してきました。
通常は6か月過ぎたあたりで点検に伺うのですが、施工がいつものメンバーとは違うので前倒しして点検に伺いました。決して施工をしていただいた業者さんの仕事を信用していないわけではありませんが、ちょっとある本を読み直して・・・、もともと私、変なところで心配性(らしいです)なので・・・。
何が心配かというと水漏れです。
工事完了時には給水の圧力検査はもちろん、各場所からの排水確認もしています。当然ですが、床下内部に水が溜まっていないか、掃除はされているか等々の確認もしています。
それでも使っているうちに、パイプが外れて(接着剤の付け忘れや、接着不良で)等々と考えたらきりがないぐらい・・・。おかげさまで異常は見られませんでした。
実際私が担当したお宅であった事故ですが、工事中?に給水管に傷が付いたらしく検査では異常はなかったのですが、入居時にたまたま点検口を開いたら床下に水溜りが、徐々に水が漏れだしたのでしょう。早めに発見できたよかったですが、その他にも大手HMさんの事故?で、ユニットバスの排水が接続されていなくて(誰が接続するか明確でなかったため起きた事故で、竣工時の排水の確認もされていなかった)とか、別の大手HMさんでは工事中にたまった水をきっちりぬいてなくて竣工間際でも床下がプール状に・・・、等々、床下にまつわる話はいくらでもあります。
余談ですがそのHMさん、一時期、福井では冬季には建て方を控えていましたが、現在は・・・。対策がきちんととられていればいいのですが。
自身で経験した事や他社から学ばせてもらった事、それをを生かすためには「点検・確認の実践あるのみ!」。私はそんな思いで行動しています。